大便

大便

大便(うんち)は健康のバロメータです。チェックして自分の健康状態を把握しましょう。

大便検査

大便からの危険信号を見逃していた為に、つらい病気を引き起こしてしまうこともあります。
健康診断や病院での検査を受けなくても、自分でチェックをすることで健康状態を把握することが出来ます。
チェックする習慣をつけておくことで、生活習慣病や食事、ストレスなどを見直しながら健康状態を管理できるようになります。

次の章では、大便のチェック項目について紹介していきます。

大便の量

まず、第一にチェックしたいのが、大きさや量です。
バナナ1本分くらいがスルット出れば大丈夫です。
大きさや量は、食べた食事の量によって変化します。三度の食事をしっかり食べて、食物繊維をバランスよくとっていれば、量は自然と増えてきます。食物繊維は善玉菌のえさになり、善玉菌を増やしてくれます。食物繊維の多く含まれる野菜やイモ類、豆類、海藻類などを積極的に食べるようにしましょう。

次にチェックしたいのが、色です。
黄色や茶色っぽければOKです。
色を決めるのは食べ物ではなく、胆汁から出るピリルピンという黄色い色素。これは、腸内のpHによって変わります。善玉菌が優勢だと腸内は弱酸性になっているので黄色~黄褐色。悪玉菌が優勢だとアルカリ性になるので、濃い茶色~黒っぽくなります。また、色の変化は、病気が原因の場合もあります。特に白っぽい色や真っ黒な色、血がにじんでいる場合は注意が必要です。

次にチェックしたいのが形です。
形は、含まれる水分量によって変わります。腸内に長くとどまると水分が余計に吸収されて、コロコロになったり、硬くなったりします。便秘の人に多い大便で、出すにもひと苦労します。悪玉菌が増加している証拠です。
理想の大便は、半練状のバナナの様な状態と覚えておくといいでしょう。

最後に、チェックしたいのがにおいです。
すごく臭いのはダメです。
においは、腸内細菌がたべものを分解した時にでます。ビフィズス菌などの善玉菌は、糖分を分解して酢酸や乳酸の弱いにおいを出します。一方、たんぱく質を分解する悪玉菌が多いと、硫化水素、インドールなどの悪臭をだします。これは、有害物質です。動物性たんぱく質や脂肪分をとりすぎるとくさくなります。


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